近江米の放射性物質の検査について

23年産の滋賀県産ハナエチゼン、あきたこまち等の早稲銘柄においての放射性物質の検査結果が今日発表されました。守山、野洲のあきたこまち共にヨウ素、セシウム等検出されず豊郷のハナエチゼンも同じく放射性物質は一切検出されませんでした。当然大丈夫だろうと県職員がテレビのインタビューでおっしゃっておりましたが、やはり目には見えない放射性物質の不安というのは、しっかりとした検査結果がないと消費者は全く安心出来ません。ですが、滋賀県は放射性物質の検査が義務付けられた地域ではありませんが、そういった地域でも放射性物質の検査をしっかりとしなければお米の安全性を消費者に理解してもらえない状況というのは、生産者にとって非常に残念な事です。

滋賀県では放射性物質は一切検出されませんでしたが、お米に関する放射性物質の暫定基準値500ベクレルという数値についても一部報道等で異常に高いとも言われています。この数値自体が問題ないかどうかを証明できているとは正直思えませんし、消費者の不安を解消できているとは到底言い難いものです。

新聞やテレビ、ネットにおいて様々な情報が飛び交う中、情報をどう整理し、お米だけに限らず、何が正しいかを見極める力が本当に大切な時代だと痛感する日々です。

日本の食品

東日本大震災で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。東北の震災から早4ヶ月が過ぎました。ですが、事態は収束をみせることはなく、日々様々な問題が生まれてきています。その中で阪神大震災の時と大きく異なるのが原発の事故の影響だと思います。

東京にあったオーガニックレストランでは、契約農家の野菜が出荷停止となり、魚や肉類にも放射能の影響がでてきた事により、安全な食事を提供する事が不可能という判断と考え、閉店する事となっています。こういった問題は今後もっと増えていくと考えられています。ですが「放射能」という人にとって毒性を持った目には見えない凶器をばらまく原発の稼働を未だ政府は容認し続けています。電力の低下による産業の維持やら様々な嘘や思惑があるのでしょうが、国として一番に考えなければならない事は、国民の安全です。福島の原発事故による放射能の影響により、遠く300kmも離れた静岡県の茶葉からも放射性物質が多く検出されました。太平洋で捕れた魚介類からも多く放射性物質が検出されています。政府のまったく信用のない安全基準。もうみんなわかってるんです。即刻の原発停止が必要だということを。安全と呼べるな食品が作れない国に誰が住みますか?第二第三の原発事故がおこれば、日本中のすべての食べ物を食べられない日が来ます。原発の稼働を容認している方は、結局自分の今いる場所が安全であると考えているからだと思います。放射能で汚染された食べ物をすすんで食べますか?自分の住んでいる町が放射能で汚染されたらどうしますか?これを過剰な反応だと考えますか?

もし、自分が精魂こめて作った農作物が汚染物質になってしまったとしたらこれほど悲しい事はないでしょう。頑張って物作りをしている人々は、安全安心を第一に考えて一生懸命作っているんです。その思いを破壊する放射能。たとえ東北から遠い場所に住んでいたとしても、人ごとではありません。この国のあり方、成長の仕方を今、変えなければいけません。日本に生まれ、住んでいるここが好きだからです。

複数原料米・ブレンド米2

前回、複数原料米について書いた記事の続きですが、お米は1年に1回収穫する事が出来、秋に収穫され、その年に採れたお米でその年内に販売されているものを「新米」と呼びます。一般になじみはないかもしれませんが梅雨時以降のお米が「古米」呼ばれます。「新米」は瑞々しさがあり柔らかいという事に加えと初物を好む日本人の嗜好もあり喜ばれるお米です。ですが、瑞々しさ柔らかさも好みによっては、水っぽくべちゃべちゃしてるととらえられる方もおられます。新米と古米ではお米が持つ水分量に差があるので、よく新米を炊く時には、水分を1割程度少なめに炊く方がいいとおっしゃる方が多くおられますよね。

昔の米屋では、前年度の古米を新米にうまくブレンドする事により新米の瑞々しさは保ちつつ美味しいお米を提供していました。そうする事で一年を通して美味しいお米をお客様に提供しておりました。ですが、現在、このような産年の異なる「複数原料米」を販売するとお客さんの印象は「まざりもの米」といった悪い印象になってしまいます。また、産地や食感の異なるお米、たとえばかたいめのお米と柔らかく少し水分量の多いお米をうまくブレンドする事により、実際の単一銘柄にはない美味しさを低価格で提供する事が出来たり、などブレンド自体がすべて悪いお米といったわけではないと思います。

ですが、「なぜ複数原料米なのか?」「複数原料米だから何が良いのか?」といった説明がパッケージや広告や価格のみで選んだお米には、説明されていません。消費者にわかりやすく商品の事を伝えるための「食品表記」ですが、対面で商品を買う事が少なくなった現在では、インターネット販売やディスカウントショップでの販売において、「食品表記」だけで終わらず、もっと消費者に商品の内容をしっかり伝える事が昔以上に大切になってきていると強く感じます。

複合原料米・ブレンド米1

ついこないだは、某焼き肉店のユッケによる食中毒問題がありました。生食として表記していない肉を生食で販売しただのどうだのといった話がテレビやネットのニュースでいっぱい出ていました。この「食品の表示」は農林水産省の管轄で規定が決められているのですが、この表記の仕方については、様々な食品において年々変わっていくので食品を販売業者は、変わるたびに商品の裏面表記を変えなければいけないので袋にプリントしていた商品の場合、また新たに袋を発注しなければならなかったりと、困る事が多いものです。以前、その表記に関して問い合わせをした事があるのですが、表記内容に関して、地区の保健所によっての見解が違ったりと大変だった事があります。消費者にわかりやすくその食品の内容を伝えるために改善が加えられ続けている「食品表示」。ですがその「食品表示」もその記述内容についての知識がなければなかなか読み取るのは難しいものです。

そんな「食品表示」ですが、もちろんお米にもちゃんと表記されています。ラーメンやお菓子、パンといった原材料が複雑なものについては、結構気にされる方が多い食品表示ですが、お米の表示内容については、あまり気になさらない方が多い印象があります。たとえば、白米として販売している場合の食品表示の内容については「名称」「原料玄米」「内容量」「精米年月日」「販売者」を記述しなければなりません。その中の「原料玄米」のところに「複合原料米」と表記されているものがあります。これは品種・産地の異なるお米を複合したお米。つまりブレンド米という事です。お米に関して「ブレンド米」というのはイメージが悪く、粗悪な米を混ぜて作ったとか、よくわからないまがい物といった印象をもたれる方が多くおられます。ですが本当に「ブレンド米」とは品質の悪いお米ばかりなのでしょうか?

お米の品種【ひとめぼれ】

お米の品種の中で最も有名なのはやっぱりコシヒカリですよね。コシヒカリが人気な理由は、豊かな甘みと粘りの強さにあります。そんなコシヒカリから交配され生まれた品種が「ひとめぼれ」です。「ひとめぼれ」はコシヒカリの持つ甘みと粘りに加えて、柔らかく冷めてもお米同士がくっつきにくく美味しいという特徴があり、人気の理由はそこにあります。

宮城県で生まれた「ひとめぼれ」。食べればその美味しさにひとめぼれしてしまうという意味からその名前をつけられたそうです。甘みや粘りはコシヒカリに劣らない美味しさ。それに加えて冷害に強い事から寒冷地以外でも作付されるようになりました。

「ひとめぼれ」が人気の理由には、柔らかさと冷やご飯でも美味しいという特徴があります。炊きたてのご飯が美味しいのはもちろんの事ながら、冷めても美味しいのでお弁当用のごはんにぴったり!また、健康のことを考えて玄米食をはじめている方にもおすすめです。玄米は白米に比べて食物繊維が約6倍。毎日の主食から食物繊維がいっぱいとれるから嬉しいですよね。でも何事も続ける事が大切です。ひとめぼれは玄米のまま炊きあげても柔らかく炊き上がるので食べやすいから、玄米食を続けたい方に推薦したい品種なんです。

梅雨時期に注意しなければならないお米のこと

今年は、梅雨らしく雨が降り続く日が多いですね。傘が手放せない日々がまだちょっと続くんでしょうね。
洗濯が乾きにくいなど、梅雨時期に困る事はいろいろありますが、お米の保存方法に関しても一年の内で最も注意しなければならない季節かもしれません。気温が急激に暖かくなりお米につく害虫も元気になる季節ですし、湿度が上がる事によりお米の劣化が進んだりも…。
よく「お米を家で保存しておく時のベストな方法は?」との質問をいただく事がありますが、一般的には、風通しが良く、湿度や温度の変化が少ない暗所といった事が言われています。その中で最もおすすめなのが「冷蔵庫の野菜室」です。熱によるお米の劣化も少なく日陰を確保出来るので最もおすすめです。でも、空きスペースがなかったりといった問題もあります。そこで、冷蔵庫での保管が難しい方には、考え方を少しかえた方法がおすすめです。それは、お米を出来るだけこまめに購入する事です。最もお米が劣化しやすいこの時期だけは、いつもより少なめの量で購入する事で美味しいお米をお召し上がりいただきたいものです。

また、お米につく害虫についてですが、とうがらしなどを虫除けとして米びつに入れる事はとても有効な方法ですが、とうらがらしをずっと入れっぱなしにしているととうがらしがカビたりなんて事もあるのでこまめに入れ替える事をおすすめします。

京丹後コシヒカリ

大米米穀店のある地元「京都」のお米について
京都のお米の中で最も有名な地区が「京丹後」地区です。京丹後市や宮津市、与謝野町、伊根町、舞鶴市などがこの京丹後の地区になります。

全国的にも有名なこの「京丹後」で作られたコシヒカリは平成19年から連続で日本穀物検定協会の最高位、特Aランクを獲得しつづけている上質のコシヒカリです。京丹後地区は、おいしいお米を作る条件として大切な要素の一つである「寒暖の差」です。自然豊かな山あいの多い京丹後地区は、そういったお米作りに大切な要素を数多く満たした地区でしょう。

京都では京都産のお米に対する安心感とおいしさの提供をめざして、様々なとりくみを行い、平成19年からは環境やおいしいお米にこだわった米作りと地産地消を基本とした京都米の推進をおこなっていて、これら功を奏してがおいしい京都米として全国的に有名になっていった経緯があります。

当店で取り扱っている「京丹後コシヒカリ」が人気の理由には、美味しさだけでなく長年の信頼におけるところも大きいんでしょうね。新潟県のお米のように全国的に認知されているブランド米として「京都米」の人気は年々上がりつつあります。美味しいお米であることはもちろんの事ながら、安心、安全について消費者が注目している時代だからこそ喜ばれるお米なんですね。

玄米の栄養

「からだの事を考えて玄米食をしています」という話はよく聞きますよね?
ちまたでは「玄米雑穀粥」「玄米フレーク」「玄米クッキー」「玄米パン」など様々な玄米食があふれています。でも玄米の何が体に良いとされているのでしょうか?

まず「玄米」とは何か?という事ですが、玄米とは稲穂に実った籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除いたものの事を言います。この玄米を精米したものが白米となります。玄米から白米に精米した時に取り除かれた部分が「ぬか(糠)」なんです。つまり玄米=白米+ぬかとなります。このぬか部分に玄米が体によいとされる理由があります。

「ぬか」の主成分は食物繊維です。ぬかに含まれる胚芽部分には脂質が多く、そこにビタミンB群が多く含まれています。つまり玄米は精米した白米に比べこのような体にうれしい成分が多く含まれているのです。

では、その玄米に含まれる成分について詳しく説明しますと、ビタミンB1は白米に比べて約五倍。ビタミンB2は約二倍。特に食物繊維は約六倍にもなります。栄養が偏りがちな現代人にとって、食物繊維やビタミンをたっぷり取れる「玄米」が喜ばれる理由です。

野菜とちがい、ごはんはなんと言っても主食!食物繊維が不足しがちだから体の事を考えてサプリメントなどで補う方も多くおられますが、サプリメントなどで摂る場合、値段も高いし、毎日とり続ける大変さもありなかなか続かないのが現状ですよね?玄米なら主食として食べられるのでしっかり食物繊維やビタミンBをたっぷり摂る事が出来ます。

昔は、「玄米」というとどうしても、固くて食べにくいんじゃないの?とかやわらかく炊けないといったご意見が多くありました。最近では、炊飯器等の進化により玄米を柔らかく炊ける「玄米モード」があり、ふっくらやわらかに玄米を炊ける機種が登場していたり、圧力鍋で玄米を炊く方などが増えたりして「美味しい玄米食」を実践されている方のお話をよく聞きます。やっぱり「美味しく」がなければ「健康食」は続かないと思います。やっぱり続ける事が大切なんです。

玄米と白米の違い

大米米穀店では、お米を玄米で販売しております。

スーパーなどで売っている白米も、もちろん元は玄米です。

店頭でお客様によく質問いただくのが「普通のお米ありますか?」という質問です。

「普通のお米」=「白米」という事なんでしょう。でもその普通のお米も元は玄米なんです。

米屋としては当たり前の事ですが、白米しか見た事ないお客様の方が世の中多いからでしょうね。

白米と玄米の違いについて簡単に説明しますと、玄米から「糠(ぬか)」を除去(精米)したものが「白米」になります。

お米は白米の状態で保管しておくと、劣化のスピードが早くなってしまうものなんです。だから劣化の少ない玄米の状態で保存しておき、食べる前に白米にして食べるのが最も良いとされています。

精米したお米を常温で保存しておく場合、冬場で一ヶ月、高温の夏場だと2週間くらいから劣化のスピードが急激に早くなります。

そういった理由からお米の保存に適した場所として「冷蔵庫の野菜室」がオススメです。どんなに美味しいお米を購入しても家でお米の美味しさを失ってしまってはもったいないですからね。