希少価値が高い米?夢ごこちの特徴とは?

「甘くてもちもちとしたお米の方が好きだ」
日常的にお米を食べられている方で、このような方も多いのではないでしょうか?
そんなもちもち派の皆さんは「夢ごこち」という品種をご存じですか。
今回は、モチモチ派の皆様に、おすすめのお米「夢ごこち」について解説します。

夢ごこちの特徴とは

夢ごこちは粘り気があり、もっちりとした柔らかな食感が特徴的なお米です。
一度食べるとそのもちもちとした食感に感激し、夢ごこちの魅力にハマってしまう人も多いです。
では、そのもちもちとした食感はどのようにして生まれるのでしょうか?
以下で見ていきましょう。

お米を炊いた際にもっちりとした食感を生み出すかどうかは、お米の粘り気が左右しています。
お米の粘り気を決めるのは、お米に含まれている2種のデンプンである、アミロペクチンとアミロースです。アミロースが少ないお米は、粘り気が強く、もちもちとした食感になるでしょう。

粘り気が強い品種で、もっとも一般的なコシヒカリも、アミロースの含有量が比較的少ないお米です。夢ごこちは、そのコシヒカリよりもさらにアミロースの含有量が少ない品種。
そのため、多くのモチモチ派の人たちがこのお米に病みつきになるでしょう。

夢ごこちの特徴としてもう1つ挙げられるのが、冷めてもしっとりとしていて、おいしい点です。そのため、特におにぎりがおすすめ!
秋の行楽シーズン、ハイキングや遠足などのお出かけに夢心地になれるようなお昼ご飯をおたのしみ頂けます。

また、そのしっとりとした状態が長く保てる理由は、お米自体の保水力が高いからです。なので、夢ごこちを炊く際は、水分量を調節し、少し水の量を気持ち減らして、硬めに炊くとさらにおいしく召し上がれるでしょう。

夢ごこちは貴重なお米である

ここまで、夢ごこちの特徴について説明してきました。
夢ごこちを食べてみたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、ここで知っていただきたいのは、夢ごこちは一般的なお米ではない点です。平成25年における、夢ごこちの生産量の割合は、お米全体の生産量の0.05パーセントにも満たしていません。

その大きな理由としては、種子にかかるコストがコシヒカリの約6倍と高く、栽培も難しいため、収穫量が少なくなってしまっており、結果として農家が少ないのが原因です。

その中でも、栽培も難しい夢ごこちを選んで農家さんが育てる理由は、やっぱりその美味しさでしょう。類を見ないもっちりとしつつもバランスのよい甘みは、一度食べたら忘れられないお米です。

もし夢ごこちを召し上がる機会があれば、努力して栽培した作り手の情熱をその美味しさから感じて頂けると思います。

まとめ

今回はモチモチ派におすすめのお米、夢ごこちについてご紹介しました。
お米の好みは人それぞれではありますが、夢ごこちを機会にモチモチとした食感のお米にはまる方もいるかもしれません。
ぜひ、皆さん一度ご賞味ください。

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