結婚内祝いにお米を贈るのは失礼にあたるのか、どんなお米ギフトが喜ばれるのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
昔は、結婚内祝いに米を贈ることは、あまり一般的ではありませんでした。
日頃から食べる主食であるお米を贈ることは、「食べるのにも困っているでしょう」という意味で、相手に失礼に当たると考えられていたからです。
特に、目上の方への贈り物としては、敬遠される傾向がありました。
しかし近年では、お米は結婚内祝いの定番ギフトとして人気が高まっています。
結婚内祝いにお米が選ばれる理由や、喜ばれるお米ギフトの選び方、おすすめのお米ギフトを紹介します。
結婚内祝いにはお米ギフトがおすすめ!
結婚内祝いに、お米が選ばれる理由は、大きく3つあります。
1: 縁起が良い
お米は、古くから日本で重要な食文化として、神事などでも使われてきました。
漢字の「米」を分解すると「八十八」になることから、お米には八十八の神様が宿っているという言い伝えもあります。
また、「八」は末広がりで縁起が良いとされ、お祝い事には最適な食べ物として考えられています。
2: 好みが分かれにくい
結婚内祝いでは、相手への配慮と贈る側のこだわりを込めたギフトを選びたいものです。
しかし、インテリアや雑貨などのアイテムは、好みが分かれやすく、贈り物としては少し難しい場合があります。
一方、お米は、誰にでも好まれやすく、贈る相手を選ばないというメリットがあります。
「甘いものが苦手」という方や、「お酒を飲まない」という方にも、安心して贈れます。
3: 賞味期限が長い
日持ちするものを贈るのは、大切な気遣いのひとつです。
お米は、賞味期限が長く、一度に消費しなければならないものではありません。
そのため、相手のペースでゆっくりと味わってもらえます。
結婚内祝いに贈るお米ギフトの選び方
結婚内祝いに贈るお米ギフトを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえるようにしましょう。
1: ブランド米
ブランド米は、その土地の気候や土壌、生産者の技術などが合わさって生まれた、特別な価値を持つお米です。
贈る相手への感謝の気持ちを込めて、ブランド米を選ぶのもおすすめです。
例えば、新潟県産のコシヒカリや、山形県産のはえぬき、秋田県産のこしひかりなど、地域の名産品を選ぶのも良いでしょう。
2: 産地
お米の産地は、そのお米の風味や食感を大きく左右します。
贈る相手が、特定の地域のお米を好んでいる場合は、その地域の米を選ぶと喜ばれるでしょう。
例えば、魚沼産コシヒカリや、佐渡産コシヒカリなど、産地にもこだわって選んでみましょう。
3: 精米方法
精米方法によっても、お米の食感や風味は大きく変わります。
白米、玄米、分づき米など、相手の好みや健康状態に合わせて、最適な精米方法を選びましょう。
白米は、一般的な精米方法で、最も食べやすいお米です。
玄米は、白米よりも栄養価が高く、健康志向の方におすすめです。
分づき米は、白米と玄米の中間の精米方法で、白米よりも栄養価が高く、玄米よりも食べやすいお米です。
4: パッケージのデザイン
結婚内祝いのお米ギフトは、パッケージのデザインにもこだわりたいところです。
結婚式のテーマや二人の好みに合わせたパッケージを選ぶと、より喜ばれるでしょう。
最近では、おしゃれなパッケージのお米ギフトも増えていますので、贈る相手のイメージに合ったパッケージを選びましょう。
5: その他
結婚内祝いの品を選ぶ際には、相手の好みやライフスタイルなどを考慮することが大切です。
例えば、新婚さんであれば、普段使いしやすいお米ギフトを選ぶと良いでしょう。
まとめ
結婚内祝いにお米を贈ることは、近年では定番の贈り物となっています。
お米は、縁起が良く、好みが分かれにくく、賞味期限が長いというメリットがあります。
結婚内祝いに贈るお米ギフトを選ぶ際には、ブランド米、産地、精米方法、パッケージのデザインなどを考慮して、相手への感謝の気持ちを込めて贈りましょう。
本記事が結婚内祝いにお米ギフトを送る参考になれば幸いです。