出産内祝いにお米のギフトは、定番ですが、写真入りはNGという噂を耳にした人もいるのではないでしょうか。
確かに、写真入りの出産内祝いは、万人受けする贈り物ではありません。
今回は、写真入りの出産内祝いがNGと言われる理由や、写真入りギフトがOKな相手とNGな相手を具体的に解説します。
さらに、写真入りのギフト以外に人気のお米ギフトについてもお伝えしますので、出産内祝いの選び方について不安な方は、ぜひ参考にしてください。
内祝いにお米写真入りはNG?
写真入りの出産内祝いは、なぜNGと言われるのでしょうか。
それは、万人受けしない贈り物だからです。
1: 赤ちゃんの写真入りの出産内祝いは、お祝いの目的が相手にも分かりやすいというメリットがあります。
しかし、赤ちゃんの写真入りの出産内祝いは、品物が何であっても扱いにくいものです。
2: 赤ちゃんの写真入りの食べ物の場合、中の食べ物を食べた後に写真入りの包装が捨てづらくなってしまいます。
また、食べ物以外の場合でも処分しづらく、よその赤ちゃんの写真がずっと残ってしまうことに抵抗感を感じる方も多くいらっしゃいます。
3: 出産内祝いをもらった相手が扱いに困ってしまう可能性が高いため、出産内祝いに赤ちゃんの写真入りの物を贈ることは避けた方が良いと言えるでしょう。
では、写真入りの出産内祝いを贈って良い相手は誰でしょうか。
4: 両親や祖父母など、近しい親類の場合、赤ちゃんの写真入りの出産内祝いは喜ばれる可能性が比較的高いです。
そのため、記念として時計やマグカップなどに赤ちゃんの写真を入れ、思い出の品として贈っても良いでしょう。
5: 品物を選ぶ際には、親御さん目線で赤ちゃんがかわいいと思える品物をセレクトすることをおすすめします。
6: 距離感の近い親族や身内にも、赤ちゃんの写真入りの出産内祝いを贈ってみても良いでしょう。
特に仲の良い兄弟姉妹の場合には、かわいい甥っ子や姪っ子の写真入りの出産内祝いを喜んでくれる可能性があります。
7: しかし、贈る相手は慎重に選ぶ必要があります。
なかなか顔を合わせない親族や赤ちゃんの写真入り出産内祝いを喜んでくれるか分からない友人、ママ友や職場関連の相手に対しては、赤ちゃんの写真が入っていない出産内祝いを贈ることをおすすめします。
あくまで出産内祝いは、出産祝いをいただいた相手への感謝の気持ちです。
相手への配慮を忘れずに、失礼のない贈り物を選びましょう。
出産内祝いにお米ギフトが選ばれる理由
出産内祝いに、お米ギフトが多く選ばれるのは、なぜでしょうか。
1: お米には神様が宿ると言われ、古くからお米は縁起物とされてきました。
米の漢字を構成する「八」に「末広がりに運が開けていく」という意味があるため、縁起の良いものといわれています。
2: お菓子や食品の中には、賞味期限が短かかったり、好みではなかったり、食べきれずに余らせてしまうことがあります。
その点、お米は日持ちするので、好き嫌いや多すぎて食べきれないことへの心配をする必要のないアイテムといえるでしょう。
3: さらに、お米は、どなたにも好まれやすい食品です。
そのため、贈る相手に好みが分からなくても、安心して贈ることができます。
お米ギフトには、さまざまな種類があります。
4: 「体重米」は、赤ちゃんの誕生時の体重と同じ重さのお米をギフトにしたものです。
ラベルに名前や生年月日、体重をプリントしてお届けします。
赤ちゃんの体重に加えて身長もわかる「身長体重米」もあります。
5: 「食べ比べができるタイプ」は、コシヒカリやひとめぼれ、ゆめぴりかなど、品種の異なるブランド米などが小分けに入っており、食べ比べを楽しめるギフトです。
木箱に入っているものなど、高級感のあるパッケージ入りは、目上の方への贈り物にもぴったりです。
お米ギフトを選ぶ際には、いくつかポイントがあります。
6: 全国的に知られているブランド米など、特別感のあるお米を選ぶと良いでしょう。
体重米は子どものいない家庭に贈るのは避けるようにします。
7: 贈る相手に配慮し、相手に相応しい商品を選ぶこともマナーです。
商品を選ぶ際は、いただいたお祝いの半額(半返し)から3分の1程度の金額が一般的です。
まとめ
写真入りの出産内祝いは、万人受けする贈り物ではないため、NGと言われるケースが多いです。
しかし、両親や祖父母など、近しい親族には喜ばれる可能性もあります。
写真入りのギフト以外には、日持ちが良く、誰にでも喜ばれるお米ギフトがおすすめです。
お米ギフトには、体重米や食べ比べができるタイプなど、さまざまな種類があります。
贈る相手に配慮し、失礼のない贈り物を選びましょう。