お米に賞味期限はあるのか疑問に思っている方も多くいらっしゃるでしょう。
そもそもお米の期限をあまり考えたことがない方もいるかもしれません。
この記事では、お米の賞味期限と保存におけるポイントをご紹介します。
ぜひ参考にして美味しいお米を保つようにしてください。
お米に賞味期限があるか解説！
日本の食には欠かせない存在であるのが、お米です。
ほぼ毎日欠かさず食べるというご家庭が多いのではないでしょうか。
そんなお米はご家庭での消費も早いかもしれません。
そのため賞味期限を確認したことがない方も多いでしょう。
しかし実際、お米には賞味期限の表示がないものが多いです。
精米をした年月日の記載のみというものが非常に多いです。
その理由から解説します。
「賞味期限が記載されていない食べ物とかあるの」
このように思われたかもしれません。
しかし、お野菜などの生鮮食品にも記載がないですよね。
お米はお野菜などと同様の扱いで、生鮮食品です。
賞味期限の記載を義務付けられていません。
その理由は、お米やお野菜の美味しく食べられる期間は、温度や気候、保存方法に大きく影響されるからです。
保存環境や方法によっては、すぐにだめになってしまう可能性もあります。
つまり、ご自身の責任で賞味期限などを見極める必要があるのです。
ただ、一般的にはお米が美味しく食べられる保存期間は、季節によって異なるとされています。
春には、精米から1ヶ月ほどで、湿度の高い梅雨や夏は3週間程度、そして冬は2ヶ月程度です。
季節によって幅があることを押さえておきましょう。
しかし、あくまでもこの期間は目安です。
過ぎたからといってすぐにだめになったり不味くなったりするわけではありません。
賞味期限が決まっているわけではないため、できるだけ早く消費することをおすすめします。
お米の保存方法のポイントをご紹介！
お米には明確な賞味期限がないことをご紹介しました。
続いては、保存をする際に押さえておきたいポイントを3点ご紹介します。
ぜひ参考にして実践してみてくださいね。
まず1つ目のポイントは、冷蔵庫で保存することです。
お米を冷蔵庫で保存している方はどれほどいらっしゃるでしょうか。
ほとんどの方が常温で保存しているでしょう。
しかし、特に気温が高くなる夏場は冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。
湿気からも守ってくれるでしょう。
ただ、購入時のままの袋から別の容器や袋に移し替えてください。
そのまま入れておくと、他の食材のにおいがお米に移ってしまう可能性があるからです。
密閉度の高い、ジップ付きの袋や蓋がついている容器が適しているでしょう。
2つ目は、空気に触れさせないことです。
お米は空気に触れることによって、表面が乾燥していきます。
空気に触れさせないために、密閉できる蓋つきの容器を使用してください。
もしそのような容器がない場合は、ペットボトルでも代用できます。
ペットボトルであれば、横にも縦にもできるため冷蔵庫にも入れやすいです。
空いているスペースに柔軟に収納できるでしょう。
3つ目は、害虫の侵入を防ぐことです。
長期間保存しているお米には虫がついてしまうこともあります。
また袋で保存している場合は、袋の劣化により穴から虫が侵入することもあるでしょう。
そのため隙間や穴ができない保存容器を用いてください。
その際に、防虫対策として唐辛子や鷹の爪を一緒に入れておくことをおすすめします。
まとめ
今回はお米に賞味期限はあるのかを解説しました。
お米は生鮮食品と同じ扱いでしたよね。
この記事でご紹介した保存方法のポイントも押さえて実践してみてください。
ぜひ美味しいお米を安全な方法で保存してくださいね。
