日本では多くの人がお米をほぼ毎日食べますが、
「保存はしているが、方法が正しいかどうかわからない」
このようにお考えの方は少なくないと思います。
今回は、正しい保存方法を理解していただくために、お米の保存期間と注意すべき点をご紹介します。
また、お米の適切な保存場所と容器選びのポイントをご紹介します。
お米の保存期間と注意すべき点をご紹介します!
お米には、保存期間があるということをご存知でしょうか。
お米は、精米前の管理段階で適切な温度や湿度により鮮度が保たれています。
スーパーなどの店頭で購入する際、精米された状態を購入することが多いと思いますが、実は精米の時点で鮮度がすでに下がっているのです。
では、適切な保存期間はどれくらいなのか気になるところですよね。
ここでは、精米された状態のお米の保存期間についてご紹介していきます。
一般的な保存期間は、短くて2〜3週間程度、長くて2ヶ月程度です。
季節や湿度によって変わってくるのですが、湿気が多いほど保存期間は短くなると考えていただくと良いでしょう。
そのため、気候や季節に合わせて保存期間と量を考えて購入しましょう。
保存期間を過ぎると食べられないということではありませんが、できるだけ美味しく食べるためには、この期間を目安とすると良いでしょう。
しかし、ここで注意していただきたいのは、分づき米の保存期間です。
分づき米は、精米されたものより保存期間が異なります。
近年では健康志向の普及により、分づき米を選ぶ方も増えていますが、酸化しやすく保存期間が短いため、早めに消費すべきだということを覚えておきましょう。
このように、お米にはものによって保存期間が異なるため、目安の期間を参考に消費しましょう。
お米の適切な保存場所と容器選びのポイントをご紹介します!
お米には、知っておくべき保存方法があるということは、多くの人が知らないことでしょう。
正しい方法で保存できていない場合、カビや虫の侵入などの原因を引き起こしてしまうことがあります。
そこで、ここではお米の正しい保存方法についてご紹介します。
お米の正しい保存場所とは
保存場所を選ぶ際に注意していただきたいポイントは、湿度と温度です。
つまり、湿度と温度の影響を受けにくい「冷暗所」で保存するということです。
逆に、水回りなどの湿気の影響を受けやすい場所は避けましょう。
最も良い冷暗所として、冷蔵庫がおすすめです。
冷蔵庫で保存することで、一定の湿度と温度が保たれます。
さらに厳密にいうと、野菜室などの密閉できる場所はなお良いでしょう。
保存場所は、鮮度を保つために慎重に選ぶことが重要です。
誤った場所で保存すると、美味しさが落ちる、カビや虫が発生するといったことが起きてしまいます。
そのようなことを避けるために、保存場所の注意点をおさえておきましょう。
お米の正しい保存容器とは
お米の鮮度を長持ちさせるためには、保存容器も非常に重要です。
おすすめの容器は、米びつ、ペットボトル、ジッパー付きのビニール袋など、しっかりと密閉できるものです。
前述したように、お米は湿度や温度の影響を受けると酸化が進んでしまい、味が落ちてしまいます。
そのため、購入後に容器に移さずに元々の袋に入れたまま保存してしまった場合、鮮度が下がるスピードも早まってしまいます。
正しい保存方法のポイントをおさえ、できるだけ美味しく、新鮮な状態を長く保てるようにしましょう。
まとめ
今回は、正しい保存方法を理解していただくために、お米の保存期間と注意すべき点をご紹介しました。
また、お米の適切な保存場所と容器選びのポイントについてもご紹介しました。
お米を美味しく食べるためにも、これらの点をおさえておきましょう。
その他ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。