贈り物をする際には気にしなくてはいけないことがいくつかありますよね。
例えば縁起が良いかどうかや、日持ちするかどうかなどは非常に重要な項目です。
そこで今回は縁起があまり良くない贈り物や、お米が贈り物として人気である理由について解説します。
ぜひ参考にしてください。
縁起があまり良くない贈り物について
日本では贈り物をする時に、縁起が良いかどうかを非常に気にします。
縁起が悪いものを贈ってしまうと失礼に当たってしまうのです。
そこでこの章では縁起が良くないものをシーン別に分けてご紹介します。
お祝い
1つ目は櫛です。
お祝いの際には櫛を選ばないようにしましょう。
揉め事を解きほぐすといった良い意味も持っていますが、「苦」や「死」をい連想させるため、縁起が良くない贈り物と言えます。
2つ目はハンカチです。
ハンカチは別れや絶交を意味します。
そのため、ハンカチを贈ってしまうことで別れたい、絶交したいという気持ちを表していると勘違いされてしまうことがあります。
しかし、中には贈ったとしても別れたいという意思表示にならないハンカチもあります。
例えば、デザイン性が高かったり、色があったりするハンカチです。
ハンカチを選ぶ際にはデザインに注意するようにしましょう。
お見舞い
1つ目は鉢植えです。
鉢植えには植物の根がつきますよね。
「根つく」が「寝つく」という言葉を連想させてしまうため、お見舞いの品としては避けたほうが良いと考えられています。
2つ目は椿やケシです。
お見舞いの際にはお花を選ぶ方が多いでしょう。
しかし、どのお花を選ぶかは非常に注意が必要です。
椿は花首から落ちてしまいますし、ケシは花びらが散りやすいですよね。
そのため、縁起が悪いと考えられています。
お花を選ぶ際には注意してください。
結婚祝い
1つ目は包丁やハサミです。
刃物はものを切る道具ですよね。
そのため、刃物を贈ると結婚したカップルの関係が切れてしまうなどの縁起が悪い連想を誘発することがあります。
2つ目は鏡です。
鏡は割れてしまいますよね。
そのため、結婚した2人に贈るものとしては縁起が悪いと考えられています。
このように贈り物をする際には、避けたほうが良い品がいくつかあります。
シーンによって避けたほうが良い品物は違うので、注意して選んでくださいね。
お米が贈り物として人気である理由とは？
この章ではお米が贈り物として人気な理由について解説します。
1つ目は縁起が良い品だからです。
お米にはおめでたいメッセージが込められていることから、贈り物として非常に好まれています。
米という漢字を分解してみましょう。
分解すると、「十」と「八」という漢字が出てきますよね。
これらの数字は日本で非常に縁起が良いと考えられています。
そのため、縁起の良さを大切にしている日本ではお米が贈り物として好まれているのです。
2つ目はお歳暮の時期に間に合うからです。
お歳暮を贈る冬は、新米が出てくる時期ですよね。
そのため、お歳暮の時期においしいものを贈れることからお米は人気が高いのです。
3つ目は日持ちするからです。
贈り物として選ばれる食べ物はお米以外にも数多くありますよね。
これらには共通点があります。
それは、日持ちすることです。
お米も非常に日持ちする食べ物として知られています。
そのため、贈り物として人気が高いのです。
まとめ
今回は贈り物として縁起があまり良くないものや、贈り物にお米が人気である理由をご紹介しました。
参考になることがありましたら幸いです。
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